実家ではWiFiを使ってインターネットに接続していたけれど、いざ一人暮らしを始めてみるとWiFiの使い方がわからない…。そもそもインターネットの接続方法がわからない…。
なんてことで困っていませんか?
このページでは、ゼロからインターネットに接続するために必要なことを説明していきます!
インターネット接続するには?
それではインターネットに接続する方法を順番に説明していきます!
WiFi(ワイファイ)接続したい方も最初から目を通してください!
ちなみに、本ページでは光回線を想定して記事を作成しております。
1.プロバイダーと契約する
光インターネットを利用する最初のステップとしては、まずプロバイダーと契約を行います。
プロバイダーとは、あなたとインターネットを繋ぐ仲介の役割をもったインターネット接続事業者のことで、スマホなどの携帯端末で例えるなら、ドコモやauやソフトバンクにあたります。
この事業者らが提供する通信サービスを契約することで、インターネットに接続することが可能です。
この通信サービスは、CMでよく目にするeo(イオ)光や、フレッツ光など様々な種類が存在しております。
まずはこのプロバイダーのサイトでプロバイダ契約を行いましょう!
2.契約後はインターネット開通工事
光インターネットは光回線を使用するので、有線となります。
光で通信するための専用ケーブルを、あなたのマンションの部屋に引き込む必要があります。
この工事は下記の3つのパターンによって内容が変わってきます。
パターン1)マンションに光回線がない場合
まだまだマンション自体に光回線が引き込まれていないパターンがあります。
この場合、当然マンション自体に光回線を引き込まなくてはいけません。
よって、あなた個人の意向だけでは工事が行えないので、マンションの管理会社・大家さんに許可を得る必要があります。
一度、管理会社・大家さんに相談してから契約を検討しましょう。
恐らく工事費用も個人負担になる可能性があるので、工事費用を含めた相談をおすすめします。
賃貸でない一軒家の場合は、もちろん管理会社や大家さんなどいないので許可を得る必要はありませんが、家への光回線の引き込みが必要となります。
パターン2)すでにマンションに光回線が開通されている
現在はこのパターンが多いのではないでしょうか。
マンション自体に光回線が入ってきている場合は、パターン1のように許可を得る必要がありませんので、負担は少ないと思います。
ただし、光回線がマンションの共用スペースに回線が入ってきているだけで、あなたの部屋まではまだ開通していない状態ですので、マンション〜部屋までの間を繋ぐ工事が必要です。
プロバイダーと契約したあとプロバイダーと工事日の調整を行い、立ち会いのもと工事を行う必要があります。
パターン3)部屋に光回線が開通されている。
契約したマンション(部屋)が『インターネット完備』と謳っているのであれば、そのお部屋はすでにプロバイダ契約がされているので、わざわざ自分でプロバイダと契約する必要はありません。
ちなみにですが、完備ではなく『インターネット(もしくは光ファイバー)対応』と謳っている物件は、個々の部屋に対してプロバイダーと契約はしていないけれど、マンションの共用スペースまでは回線が入ってきていますよ!ということなので、パターン2の対応が必要となります。
話が逸れましたが、このパターン3の場合はすぐにインターネットを使用することができると思います。
プロバイダーや接続機器などはお部屋によって様々だと思うので、管理会社や大家さんに聞いてみてください。
パターン3)の物件を選ぶのが最善なのか?
余談ですが、物件を選ぶ際に注意したい、パターン3の物件を選ぶのが最善なのか?についてお話ししたいと思います。
上述した3パターンのなかで、全ての手続きが完了し、インターネットを使用できる状態であるパターン3が最善のように思いがちですが、実はそうでもありません。
なぜかといいますと、インターネット完備の物件は、プロバイダ 対 個人ではなく、プロバイダ 対 建物一括で契約を行なっています。
ですので、ネット回線は建物の居住者と共用していることになるので、場合によってはネット回線が混雑し、通信速度が遅くなる可能性もありうるのです。
通信速度が遅いのが嫌になり、個人でプロバイダと別途契約をしようとした場合、管理会社・大家さんとの相談が必要かもしれません。
また、インターネット完備の物件の家賃はインターネット完備の分、少し割高だと思います。
ですので、別途プロバイダ契約を行うとなると割高な物件に住んでいるうえに、プロバイダとの契約金を別途支払わなくてはいけないことになります。
ですので、パターン3が最善とは言い切れません。
しかし、上述したことはあくまで、その可能性があるというお話しです。
まだ物件を探している最中であるのなら、よく考えて物件を選ぶようにしましょう!
おまけ:工事の様子
工事の様子のサンプル動画があるので、参考にしてみてください。(提供:eo光)
3.開通工事後は機器の設置と接続
ここまでくれば、もうほとんど完了です。
光インターネットに必要なONU(モデムのような役割を持つ機器)を設置し、LANケーブルを接続すればインターネットに接続を行うことができます。
WiFi(ワイファイ)接続を希望される方は、プロバイダとの契約を行う際に、ルーターのレンタルを申し込んでいると思うので、工事業者さんがルーターの接続も行なってくれるでしょう。(ONUとルーターが一体型になったものもあります。)
ルーターとはモデムやONUと接続し、WiFiの電波を飛ばしてくれる機器のことです。
もしも、ルーターがない場合は、電気屋さんやネットでも購入可能なので安心してください!
契約から工事までの流れ
ざっと流れを説明しましたが、日数的な流れは下図を参考にしてください。
工事を含めると、だいたい1〜2ヵ月ほどかかります。
春などで新生活が始まる時期は、プロバイダの繁忙期ですので工事待ちなどにより、もっと長期間を要する可能性があるので、早めに契約・工事予約をしておくことをお勧めします!
また、工事費用も結構な金額が必要となるので、工事費用割引・無料キャンペーン時期を狙いましょう!
もっと早く!簡単に!WiFiを使いたい!
光インターネットのWiFi接続までの流れを説明しましたが、マンションの光回線開通状況の確認や、工事、またインターネット開通までの期間の長さに嫌気がさした方もおられるのではないでしょうか?
そんなあなたにお勧めしたいのがポケットWiFiです!
ポケットWiFiなら契約後、数日でインターネットライフ!
ポケットWiFiとは、WiFiの電波を飛ばしてくれる端末がポケットサイズのもので、固定式のルーターのように有線ではなく完全無線のルーターです。
光インターネットのように、部屋の壁に設置された光コンセントに接続する必要もありません。
では、どのようにしてインターネットに接続するのでしょうか?
その仕組みは大きく分けて2つあります。
ひとつはWiMAX2+という通信技術を利用して、基地局から無線電波をポケットWiFi端末で受信し、ポケットWiFi端末が受信したWiMAX2+の電波をWiFi電波として、あなたのスマホやパソコンなどをインターネットに接続してくれます。
もうひとつはLTE通信です。
こちらのLTEはみなさん耳にしたことがあるのではないでしょうか?
そうです。みなさんが普段つかているスマホもLTE通信を行なっています!
ポケットWiFiがLTE電波を受信し、WiMAX2+と同じ要領でポケットWiFi端末がWiFi電波としてスマホやパソコンをインターネットに接続してくれるのです。
イメージとしては下図の通りです。
固定式インターネット(光・ADSL)のWiFi接続例
ポケットWiFiによるWiFi接続例
上述したように、ポケットWiFiは完全無線ですので、開通工事の必要がありません。
ほとんどのプロバイダが、契約後、数日以内に端末を送ってくれるので、届いた後WiFiの接続設定をするだけでインターネットの利用ができます。
また、完全無線なので、光コンセントのように場所にとらわれることなく設置・携帯が可能なので、大学や勤務先、カフェなどに持っていけるので、外出先でガンガンインターネットを利用する人にとっては非常に便利であると思います!
ポケットWiFiを選ぶ理由
携帯型ならスマホでいいんじゃないの?って思うかもしれませんが、そうじゃありません。
2つの大きな理由があります。
インターネットが使い放題のプランが安い!
WiMAX2+ならインターネット使い放題のプランがあります!
ただし、WiMAX2+の場合、3日間で10GB以内という制限が存在しますが、よっぽどのヘビーユーザー出ない限り大丈夫だと思います!
また、LTEを利用したポケットWiFiにも使い放題のプランが存在します!
上記両者とも、お手頃な金額で利用することが可能です!
また、WiMAX2+はキャンペーンによるキャッシュバックも存在するので、お得に契約することが可能です!
なかでも、とくとくBBというプロバイダーはキャッシュバック額も破格です!
複数台の接続が可能
WiMAX2+の端末を例に挙げると、最大16台まで接続可能なパワフルな端末もあります!
もちろん、PS4などのゲーム機器、パソコンも接続可能ですし、家族とWiFiを共有することも可能です。
固定式のルーターと同じ感覚で使用することができるのです。
また、パソコンをインターネットするのにスマホでデザリングする方法もありますが、スマホのギガを消費するだけでなく、スマホのバッテリーも消耗しちゃいますよね。
ポケットWiFiを使えば、スマホのギガ数も気にせずに使用できるのでパソコンで動画を見たい時なんかにも役立ちます!
WiMAX2+とLTE端末どちらにすべきか?
WiMAX2+のポケットWiFiと、LTEを利用したポケットWiFiをご紹介いたしましたが、どちらがいいのか?って話になりますよね。
下記の通り、それぞれにメリット・デメリットが存在するので、ご自身の状況に応じて選ぶようにしましょう!
通信速度はWiMAX2+が早い!
WiMAX2+は光インターネットには劣りますが、LTEよりも下りの高速通信が可能です!
高速通信を求めるのなら、WiMAX2+をお勧めします!
電波の安定性ならLTE!
WiMAX2+は最高通信速度は早いのですが、正直、通信状態が不安定になりがちです。
また、エリアによっては全く使用できない可能性もあるので、対応エリアと自身の使用エリアを照らし合わせることが必要となります。
参考 WiMAXを契約する前に調べよう!WiMAXのエリア!
それに比べて、LTE通信はスマホと同じで比較的安定しており、エリアも利用可能エリアも広いので、地方にお住いの方や旅行や出張によく行かれる方には、こちらの方が安心ではないでしょうか。
お勧めのポケットWiFi!
WiMAX2+とLTEのポケットWiFiそれぞれのお勧めをご紹介いたします。
WiMAX2+
WiMAX2+ならとくとくBBをお勧めします。
キャッシュバック額キャンペーンでは破格の金額をキャッシュバックしてくれます。
しかしキャッシュバックの受け取りには手続きが必要で、これを忘れると受け取れません。
受け取りが不安な方には、月額割引キャンペーンがお勧めです。
LTEポケットWiFi
LTEであれば、どんなときもWiFiをお勧めします。
お勧めポイントは、使い放題である上に、3キャリア対応というポイントです。
3キャリア対応というのは、ドコモ・au・ソフトバンクのLTE電波を利用することができ、電波状況に合わせて自動で切り替えを行なってくれます。
たとえば、家はドコモの電波が強いのでドコモの電波で通信を行い、学校や勤務先ではソフトバンクの電波が強いのでソフトバンクの電波で通信を行う。
このようなことを端末が自動で行なってくれます!
至れり尽くせりなのが『どんなときもWiFi』なのです!
さいごに
光インターネットのご契約の流れはご理解いただけましたか?
通信が一番安定しており、高速なのが光インターネットなのですが、持ち運び可能なポケットWiFiを利用するのもいいかもしれません。
自身の利用スタイルに合わせて、どのインターネットサービスを選ぶかを検討してみてください!