スマホで玄関前の映像を確認したい。宅配業者にその場で応答したい。不在時の訪問者を録画で確認したい。
そんな人に向いているのが、スマホ連携できるインターホンやスマートドアベルです。
ただし、スマホ連携タイプは便利な反面、通常のテレビドアホンより確認することが多くなります。
Wi-Fi環境、録画の保存先、月額料金、バッテリー管理、設置場所、マンションや賃貸でのルールなどを見落とすと、購入後に「思っていた使い方ができなかった」となる可能性があります。
この記事では、スマホ連携できるインターホン・スマートドアベルの選び方と、おすすめ候補をわかりやすく比較します。
- 外出先で来客対応したいなら、スマホ連携タイプが便利です。
- 工事不要で使いやすいのは、スマートドアベル系です。
- 室内モニターも使いたいなら、テレビドアホン型を選ぶと安心です。
- 録画重視なら、保存先が本体・SDカード・microSD・クラウドのどれかを確認しましょう。
- 賃貸やマンションでは、設置場所・録画範囲・管理規約の確認が必要です。
- 玄関付近までWi-Fiが届くか
- 2.4GHz帯のWi-Fiに対応しているか
- 外出先から映像確認・通話ができるか
- 録画は静止画か動画か
- 録画の保存先は本体・SDカード・microSD・クラウドのどれか
- 月額料金が必要か
- 電池式・充電式・有線給電のどれか
- 賃貸やマンションで取り付けできるか
- 共用部や隣室が映り込みすぎないか
スマホ連携できるインターホンとは?
スマホ連携できるインターホンとは、来客時の通知や映像確認、通話、録画確認などをスマートフォンで行えるタイプのインターホンです。
通常のテレビドアホンは、室内親機の画面で来客を確認します。一方、スマホ連携タイプなら、外出先でもスマホに通知を受けたり、玄関前の映像を確認したりできる機種があります。
特に便利なのは、次のような場面です。
- 外出中に宅配業者へ対応したい
- 不在時の訪問者を確認したい
- 玄関前の防犯性を高めたい
- 家族の帰宅や来客をスマホで確認したい
- 室内にいなくても来客通知を受けたい
ただし、スマホ連携タイプはインターネット環境に左右されます。Wi-Fiが弱い、ルーター設定が合わない、スマホ通知が遅れる、といったこともあるため、購入前の確認が重要です。
スマホ連携インターホンの主な種類
スマホ連携できるインターホンは、大きく分けると次の3タイプがあります。
| タイプ | 特徴 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| スマホ連携テレビドアホン | 室内親機とスマホの両方で確認できる | 戸建て・持ち家でしっかり交換したい人 | 配線・電源・工事確認が必要 |
| スマートドアベル | 玄関前に後付けしやすく、スマホ通知や録画に強い | 工事不要で導入したい人 | Wi-Fi・録画範囲・充電管理に注意 |
| 建物全体のスマホ連動システム | オートロックや集合玄関機と連動する場合がある | マンションオーナー・管理組合 | 個人判断では導入できない |
個人で検討しやすいのは、スマホ連携テレビドアホンかスマートドアベルです。
賃貸やマンションでは、既設インターホンを外さずに後付けできるスマートドアベル系の方が検討しやすいケースがあります。
スマホ連携できるインターホンおすすめ候補
ここでは、スマホ連携を重視する人向けに、候補になりやすいタイプを整理します。
機種ごとに向いている住まい・録画方式・注意点が違うため、価格だけで選ばず「自宅で使えるか」を優先して確認しましょう。
SwitchBot スマートテレビドアホン

SwitchBot スマートテレビドアホンは、室内モニターとスマホ連携の両方を使いたい人に向いているスマートドアホンです。
玄関子機は配線工事不要で取り付けやすく、家ではモニター親機、外ではスマホで来客対応できるのが特徴です。
Wi-Fiが使える環境ではスマホ連携やアプリ操作ができ、Wi-Fiが切れている場合でも条件によっては屋内モニターで映像確認や通話ができます。スマホだけに頼らず、家族で使いやすい構成にしたい人に向いています。
- スマホだけでなく室内モニターでも確認したい人
- 工事不要で導入したい人
- 家族全員が使いやすい構成にしたい人
- 宅配対応や防犯目的で使いたい人
スマホ連携やアプリ操作をしっかり使うにはWi-Fi環境が必要です。マンションや賃貸では、玄関ドア外側への設置ルールや録画範囲も確認しましょう。
SwitchBot スマートテレビドアホン
Anker Eufy Video Doorbell E340

Anker Eufy Video Doorbell E340は、スマホ連携・録画・宅配荷物の確認を重視する人に向いているスマートドアベルです。
デュアルカメラにより、訪問者だけでなく足元の荷物も確認しやすいのが特徴です。内蔵ストレージに映像を保存できるため、月額料金をなるべく抑えたい人にも候補になります。
工事不要で取り付けやすく、スマホ通知や双方向通話を使いたい人に向いています。
- 宅配荷物の置き配確認を重視したい人
- 月額料金をなるべく避けたい人
- 防犯目的で録画機能を使いたい人
- スマホで来客確認・通知を受けたい人
録画範囲が広い機種は、マンションの共用廊下や隣室の玄関が映り込みやすい場合があります。設置前にカメラの向きや録画範囲を確認しましょう。
Anker Eufy Video Doorbell E340
TP-Link Tapo D210

TP-Link Tapo D210は、2K 3MP画質、広角レンズ、人物検知、ローカル保存とクラウド保存に対応したスマートドアホンです。
microSDカード保存に対応しているため、クラウドだけに頼らず録画データを管理したい人にも向いています。
160°の広い視野角、IP65耐候性、双方向通話、定型文での応対など、スマートドアベルとして欲しい機能がまとまっています。
- 画質を重視したい人
- microSDカードに録画を保存したい人
- スマホ通知と人物検知を使いたい人
- 夜間の見え方も重視したい人
スマホ連携にはWi-Fi環境が必要です。玄関付近まで2.4GHz帯のWi-Fiが安定して届くか、購入前に確認しておきましょう。
TP-Link Tapo D210
Google Nest Doorbell

Google Nest Doorbellは、Google Home環境と相性の良いバッテリー式ビデオドアホンです。
スマホ通知、リアルタイム映像確認、人・荷物・動物・車などの検知を使いたい人に向いています。
無料で使える履歴には制限があり、長期間の動画履歴を使いたい場合は有料プランの条件確認が必要です。
- Google Homeを使っている人
- スマートスピーカーやスマートディスプレイと連携したい人
- 人や荷物の検知を重視したい人
- バッテリー式で設置したい人
録画履歴を長く残したい場合は、有料プランの条件確認が必要です。無料で使える範囲と、有料で拡張できる範囲を購入前に確認しましょう。
Google Nest Doorbell
Ring Battery Doorbell Plus

Ring Battery Doorbell Plusは、スマホ通知、双方向音声、モーション検知、広い視野角を備えたスマートドアベルです。
上下左右150°のワイドなカメラ視野角に対応しており、来客の顔だけでなく足元の荷物まで確認したい人に向いています。
Alexa連携やRingシリーズで玄関まわりの防犯をまとめたい人にも候補になります。
- Alexa環境で使いたい人
- 玄関前の動きをスマホで確認したい人
- 広い視野角で来客や荷物を確認したい人
- Ringシリーズで防犯機器をまとめたい人
録画機能の利用条件やクラウド保存の有無は、購入前に必ず確認しましょう。スマートドアベルは本体価格だけでなく、月額費用の有無も比較することが大切です。
Ring Battery Doorbell Plus
パナソニック VL-X50AHF

パナソニック VL-X50AHFは、テレビドアホン型でスマホ連携も使いたい人に向いている候補です。
室内親機でしっかり確認しつつ、外出先でもスマホで来客応対したい人に合います。
約5型ワイドタッチパネル液晶のモニター親機、スマホ応対、置き配依頼、録画・録音などをまとめて使いたい人に向いています。
- 戸建てで本格的にテレビドアホンを交換したい人
- 室内親機とスマホの両方で確認したい人
- 録画・録音機能も重視したい人
- パナソニック製でそろえたい人
スマホ連携にはインターネット環境やルーター条件の確認が必要です。既設配線や電源方式によっては工事が必要になり、マンションや賃貸では自室だけで自由に交換できない場合があります。
パナソニック VL-X50AHF
スマホ連携インターホンの比較表
| 機種 | タイプ | スマホ通知 | 録画保存 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| SwitchBot スマートテレビドアホン | スマートテレビドアホン | 対応 | 本体・アプリ連携 | 室内モニターも使いたい人 |
| Anker Eufy Video Doorbell E340 | スマートドアベル | 対応 | 内蔵ストレージ | 置き配・荷物確認を重視する人 |
| TP-Link Tapo D210 | スマートドアホン | 対応 | microSD・クラウド | 画質とローカル保存を重視する人 |
| Google Nest Doorbell | スマートドアベル | 対応 | 無料履歴・有料プランあり | Google Home連携したい人 |
| Ring Battery Doorbell Plus | スマートドアベル | 対応 | クラウド系 | Alexa・Ring環境で使いたい人 |
| パナソニック VL-X50AHF | テレビドアホン | 対応 | 本体・SDカード | 戸建てで本格交換したい人 |
スマホ連携だけで見ると、スマートドアベル系は導入しやすく、テレビドアホン型は室内親機との安心感があります。
賃貸やマンションなら後付けしやすさを重視し、戸建てや持ち家ならテレビドアホン型も候補に入れると選びやすいです。
スマホ連携インターホンの選び方
1. 玄関までWi-Fiが届くか
スマホ連携インターホンで最初に確認したいのが、Wi-Fi環境です。
室内ではWi-Fiが使えていても、玄関ドア付近では電波が弱いことがあります。
特に、次のような環境では注意が必要です。
- ルーターと玄関が離れている
- 玄関ドアが金属製
- 壁が厚い
- 鉄筋コンクリートのマンション
- 玄関まわりに電波を遮る設備がある
購入前に、玄関前でスマホのWi-Fi表示を確認しておきましょう。通知や映像表示が遅い場合は、ルーターの位置変更や中継機の導入も検討します。
2. 録画の保存先を確認する
スマホ連携タイプは、録画保存の方式が機種によって大きく違います。
主な保存方式は次のとおりです。
- 本体内蔵ストレージ
- microSDカード保存
- SDカード保存
- クラウド保存
- 無料履歴と有料プランの併用
クラウド保存タイプは、便利な反面、録画の保存期間や閲覧に月額料金が必要になる場合があります。
防犯目的で使うなら、「録画できるか」だけでなく「どこに保存されるか」「どれくらい残るか」「月額料金が必要か」まで確認しましょう。
3. 電源方式を確認する
スマホ連携タイプには、電池式、充電式、有線給電式、電源直結式があります。
工事不要で選びやすいのは、電池式や充電式のスマートドアベルです。
ただし、バッテリー式は定期的な充電が必要になります。玄関子機を取り外して充電する必要がある機種では、充電中に使えない時間が出ることもあります。
一方、有線給電やテレビドアホン型は安定しやすい反面、配線や電気工事が関わる場合があります。
設置のしやすさと、日常的な管理のしやすさを両方見て選びましょう。
4. 賃貸・マンションで使えるか
賃貸やマンションでは、スマホ連携できるか以前に、設置してよいかを確認する必要があります。
特に注意したいのは、次のようなケースです。
- 玄関ドア外側に機器を取り付ける
- 共用廊下に向けてカメラを設置する
- 既設インターホンを取り外す
- 壁やドアに穴を開ける
- オートロックや集合玄関機と連動している
賃貸なら管理会社や大家へ、分譲マンションなら管理規約や管理組合のルールを確認しましょう。
5. 月額料金が必要か
スマートドアベル系で見落としやすいのが、月額料金です。
本体価格が安くても、録画履歴の保存やAI検知、クラウド保存に月額料金が必要になる場合があります。
比較するときは、次のように考えると分かりやすいです。
- リアルタイム確認だけでよいなら、月額なしでも足りる場合がある
- 過去の録画を長く残したいなら、有料プランも確認する
- microSDや内蔵ストレージ対応なら、月額を抑えやすい
- AI検知や高度な通知は、有料機能の場合がある
防犯目的で録画を重視するなら、本体価格だけでなく、数年使ったときのトータルコストも確認しましょう。
目的別のおすすめタイプ
| 目的 | おすすめタイプ | 理由 |
|---|---|---|
| 外出先で宅配対応したい | スマートドアベル | スマホ通知・通話・定型応答が使いやすい |
| 室内でも見やすく使いたい | モニター付きスマートドアホン | スマホがなくても室内親機で確認できる |
| 月額料金を抑えたい | 内蔵ストレージ・microSD対応機種 | クラウド保存に頼らず録画できる場合がある |
| 戸建てで本格的に交換したい | スマホ連携テレビドアホン | 室内親機・録画・スマホ連携をまとめやすい |
| マンションで後付けしたい | 工事不要スマートドアベル | 既設設備を外さず追加しやすい |
スマホ連携タイプは、どの機種が一番良いかよりも「自分の住まいで使いやすいか」が重要です。
特に賃貸・マンションでは、設置できるかどうかを先に確認してから機種を選びましょう。
スマホ連携インターホンを選ぶときの注意点
通知や映像表示が遅れることがある
スマホ連携タイプは、Wi-Fiやスマホ回線の状態によって通知や映像表示が遅れることがあります。
宅配対応を目的にする場合、通知が遅れると配達員が帰ったあとに気づく可能性もあります。
購入前に、Wi-Fi環境やアプリの使いやすさを確認しましょう。
録画範囲に注意する
スマートドアベルは画角が広い機種もあります。
戸建てなら玄関前全体を確認しやすい一方、マンションでは共用廊下や隣室が映り込みやすくなります。
防犯目的でも、必要以上に共用部や近隣の玄関を映さないように設置角度を調整しましょう。
バッテリー管理が必要
電池式・充電式のスマートドアベルは、配線工事なしで導入しやすい反面、バッテリー管理が必要です。
動体検知を多く使う、録画頻度が高い、寒い場所で使うなどの条件では、バッテリー消費が早くなる場合があります。
充電が面倒な人は、有線給電タイプや室内親機付きタイプも検討しましょう。
オートロック付きマンションではできることが限られる
オートロック付きマンションでは、集合玄関機と自室の親機が連動していることがあります。
この場合、自室だけを市販のスマホ連携インターホンに交換しても、オートロック解錠や集合玄関機との連動が使えない可能性があります。
マンションでスマホ連携を検討する場合は、以下の記事も確認してください。
よくある質問
スマホ連携インターホンは外出先でも使えますか?
外出先対応に対応した機種なら、スマホで来客通知や映像確認、通話ができる場合があります。ただし、インターネット環境やアプリ設定が必要です。
スマホ連携にはWi-Fiが必要ですか?
多くのスマホ連携インターホンやスマートドアベルではWi-Fi環境が必要です。特に玄関付近まで電波が届くかを確認しましょう。
スマートドアベルは工事不要で使えますか?
電池式・充電式のスマートドアベルなら、配線工事なしで使える機種があります。ただし、取り付け方法や設置場所の確認は必要です。
録画を見るには月額料金が必要ですか?
機種によって異なります。本体保存やmicroSD保存に対応する機種もあれば、クラウド録画の保存・閲覧に月額料金が必要な機種もあります。
賃貸でもスマホ連携インターホンは使えますか?
使えるケースもありますが、既設インターホンを外す場合や玄関外側に機器を設置する場合は、管理会社や大家への確認が必要です。
マンションのオートロックもスマホで解錠できますか?
建物全体のシステムが対応していれば可能な場合があります。ただし、個人が後付けするスマートドアベルだけで共用エントランスのオートロックを解錠できるとは限りません。
まとめ:スマホ連携インターホンは便利だが、Wi-Fi・録画・設置条件を確認しよう
スマホ連携できるインターホンやスマートドアベルは、外出先での来客対応や宅配対応、防犯対策に便利です。
ただし、どの機種でも同じように使えるわけではありません。
選ぶときは、次のポイントを確認しましょう。
- 玄関までWi-Fiが届くか
- スマホ通知や外出先対応ができるか
- 録画の保存先と保存期間
- 月額料金の有無
- 電池式・充電式・有線給電の違い
- 賃貸やマンションで設置できるか
- 共用部や隣室が映り込みすぎないか
工事不要で手軽に始めたいならスマートドアベル系、室内親機も重視するならモニター付きスマートドアホン、本格的に交換したいならスマホ連携テレビドアホンを検討すると選びやすいです。
設置条件に不安がある場合は、まず工事不要タイプや賃貸・マンションでの注意点を確認してから選びましょう。
