ずっと充電してたのにバッテリーが100%にならずに80%のままだったことってありませんか?
それは「最適化されたバッテリー充電」のせいかもしれません!
「最適化されたバッテリー充電」とは?
2019年9月頃にリリースされたiOS13から加わった新機能の「最適化されたバッテリー充電」ですが、その名の通り充電が最適化されるように組み込まれたシステムです。
この機能が導入される前まではバッテリー充電の際、常に100%を目指してフル充電を行っていたんですが、このフル充電はバッテリーに負担をかけてしまい、徐々にではありますがバッテリーを劣化させてしまう原因の1つでした。
この最適化ではiPhone使用者の使用状況を学習し、いったん80%まで充電を行ったあと学習した使用者の使用状況に合わせて、iPhoneを使い始める直前(就寝から起床したときなど)に100%までゆるやかに充電することで、バッテリーの負担を減らしてバッテリーの寿命を伸ばすものです。
人によっては「最適化」ではないかも?
人によっては常に100%まで充電したい人もいるでしょうし、交代勤務などで生活リズムが一定じゃない人もいると思います。また、旅行や出張など普段とは違う生活リズムがイレギュラーで発生するかもしれません。
このような人の場合、いざ充電が終わったと思ってiPhoneを見てみると80%までしか充電されていなかった!なんてことがありえると思います。
「最適化されたバッテリー充電」は設定でOFFにできる。
僕は特に違和感なく使えていますが、この機能が嫌なら機能をOFFに設定することも可能です。
まずiPhoneの設定を開きましょう。(歯車アイコン)
そして各種設定項目の中から「バッテリー」をタップします。
次にバッテリー設定画面から「バッテリーの状態」をタップします。
「バッテリー状態」の中に「最適化されたバッテリー充電」のON/OFF切り替えスイッチがあるので、任意の設定(ONかOFFか)にしましょう。
これで、100%フル充電が可能になるはずです。
設定変更したのに充電状況に変化がない場合
「最適化されたバッテリー充電」をOFFにしたのに100%まで充電されない!っていう方は故障の可能性もあるのでショップに持っていくか、カスタマーサポートに問い合わせてみてください。