インターホンカバーは必要?雨よけ・目隠し・交換跡に合う選び方と注意点

インターホンカバーの雨よけ・目隠し・交換跡対策を示すアイキャッチ インターホン

屋外用インターホンだからといって、カバーが必ず必要なわけではありません。玄関子機に防塵・防まつなど屋外設置を想定した性能があり、メーカーの条件どおり軒下へ設置されている場合は、そのまま使えることがあります。一方、雨や雪が直接当たる、強い日差しを受ける、外観や交換跡を整えたい場合は、カバーが役立つことがあります。

選ぶときは外寸だけでなく、玄関子機の正式型番、カバーの内寸、カメラの画角、夜間LED、マイク、スピーカー、呼出ボタン、下側の排水空間まで確認してください。適合玄関子機が明記された型番指定品の方が、汎用品より適合を判断しやすいです。

本記事は2026年8月16日にメーカー公式情報、販売ページ、購入者投稿を確認して作成しています。筆者は掲載商品を実機使用していないため、販売ページの宣伝文句ではなく、公開仕様と購入前・設置後の確認方法を中心に解説します。


あなたの場合はどれ?インターホンカバー早見表

最初に、カバーを付ける目的と設置環境を切り分けましょう。雨よけ、装飾、交換跡隠しでは、選ぶ部材が異なります。

※比較表は横にスクロールできます。

自宅の状況最初の判断確認する見出し
軒下にあり、雨がほとんど当たらないメーカーの設置条件を満たすなら、追加カバーが不要な場合があります。「インターホンカバーは必ず必要とは限らない」
雨や雪が玄関子機へ直接当たる雨よけカバーを候補にしつつ、玄関子機の防雨性能と設置条件を先に確認します。「インターホンカバーが役立つ場合」
強い西日や直射日光が当たるひさしで改善する場合はありますが、影や反射で映像が悪化しないか確認が必要です。「カメラ・LED・音声を妨げないか確認する」
見た目を整えたい型番指定の装飾カバーや表札一体型を検討します。「インターホンカバーの種類と違い」
交換跡や壁の変色を隠したい新しい玄関子機と跡の大きさを測り、化粧パネルを検討します。「インターホンカバーの種類と違い」
取り外したインターホンの跡を隠したい雨よけではなく、配線処理を確認したうえで目隠しプレートを選びます。「カバーで解決できない場合」
賃貸住宅で取り付けたい穴あけや接着前に、貸主または管理会社へ確認します。「賃貸・マンションでカバーを付けるときの注意」
マンションやオートロック連動設備共用部分と連動設備の可能性があるため、管理会社・管理組合へ確認します。「賃貸・マンションでカバーを付けるときの注意」
自宅の型番に合うカバーが分からないセット型番ではなく、屋外の玄関子機に記載された個別型番を確認します。「汎用カバーと型番指定カバーの違い」

購入前の5項目

  1. カバーを付けたい目的を決める
  2. 玄関子機の正式型番を確認する
  3. 玄関子機と取付面を採寸する
  4. カメラ、LED、マイク、スピーカー、ボタン、排水を確認する
  5. 設置後に昼夜の呼出テストを行う


設置環境からインターホンカバーの必要性を判断するフローチャート

カバーの購入前に、設置環境・目的・住まいの条件を切り分けます。

インターホンカバーは必ず必要とは限らない

玄関子機が屋外用で、メーカーの設置条件を満たし、雨や雪がほとんど直接当たらないなら、カバーを追加しなくても使える場合があります。「屋外にあるから必要」と決めず、型番ごとの仕様と施工説明書を確認しましょう。

屋外用玄関子機にもともと備わる性能を確認する

玄関子機の耐候性は機種ごとに異なります。例えば、アイホンのWP-DA/Bは公式仕様で「防塵・防まつ形(IP54相当)」と案内されています。また、アイホンは戸建て用玄関子機について防雨構造の例を示していますが、故意にホースで水をかける使い方は想定していません。

この例をすべてのメーカー・型番へ一般化はできません。取扱説明書や施工説明書で、雨、結露、直射日光、設置場所に関する注意を確認してください。

カバーを付けることで別の問題が起きることもある

カバーが大きすぎたり開口が狭かったりすると、広角カメラへ縁が映る、夜間LEDが透明面へ反射する、音がこもる、水が抜けにくくなるといった問題が起こり得ます。

カバーは玄関子機そのものを完全防水にする部材ではありません。雨が当たりにくくなることと、浸水や故障を防げることは分けて考えましょう。

インターホンカバーが役立つ場合

カバーが役立ちやすいのは、雨・雪・日差しへの補助対策、外観の調整、交換跡隠しが必要な場合です。ただし、目的によっては照明、設置位置、化粧パネル、外壁補修の方が適しています。

※比較表は横にスクロールできます。

目的・環境カバーで期待できることカバーだけでは解決しにくいこと
雨や雪が直接当たる上や横からの吹き付けを減らし、レンズに水滴が付きにくくなる可能性があります。豪雨、横殴りの雨、壁内や配線側からの浸水、完全防水化
強い日差しが長時間当たる上部のひさしで一部の直射光を遮れる場合があります。正面からの逆光、玄関全体の高温、設置位置そのものの問題
外観を整えたい外壁、表札、ポストと色や素材を合わせやすくなります。壁の大きな傷み、配線の露出、門柱全体の劣化
交換跡や壁の変色を隠したい跡より大きい化粧パネルなら、旧機器の輪郭を隠せる場合があります。カバーより広い穴や欠損、防水層の損傷、下地の腐食
表札や門柱と合わせたい表札一体型や型番指定の装飾カバーで統一感を出せます。既設門柱の切り欠き不適合、配線経路の変更
取り外した機器の跡を隠したい目隠しプレートで開口部を覆える場合があります。残存配線の安全処理、外壁の防水補修、連動設備の撤去判断

カバーを付けなくてもよい場合

設置環境が良好で、追加カバーが映像・音声・排水を妨げるなら、付けない方がよい場合があります。購入しない判断も、失敗を防ぐための選択です。

  • 軒下で雨や雪がほとんど直接当たらない
  • メーカーの設置条件を満たしている
  • カバーの縁が広角カメラへ映り込む
  • 透明面へ夜間LEDが反射するおそれがある
  • マイクやスピーカー、センサーをふさぐ
  • 下側の排水や通気を妨げる
  • 外壁へ安全に固定できない
  • 賃貸・マンションで取り付け許可を得られない

インターホンカバーの種類と違い

雨よけカバー、装飾カバー、化粧パネル、目隠しプレート、角度調整台は別の部材です。「カバー」という名前だけで選ばず、解決したい目的に合う種類を選びましょう。

※比較表は横にスクロールできます。

種類主な目的適合の考え方注意点
汎用の雨よけカバー上・横からの雨や雪を受けにくくする玄関子機の外寸より、カバーの内寸・開口を確認画角、LED反射、固定方法を実機で確認する
型番指定の装飾カバー外観を整えながら玄関子機を囲う玄関子機の個別型番が適合表と完全一致するか確認セット型番や末尾記号を省略しない
表札一体型カバー表札と玄関子機を一体で見せる文字レイアウトに加え、子機型番と開口寸法を確認受注後の返品条件と工事範囲を確認する
化粧パネル交換前の輪郭、変色、ねじ跡を隠す隠したい範囲と新しい子機の取付穴を測る壁の欠損や防水不良を化粧だけで隠さない
目隠しプレート取り外した機器の開口部を覆う開口、既存ボックス、配線処理の方法を確認残った配線を自己判断で切断・埋設しない
角度調整台・斜め台座カメラの向きを左右・上下へ調整する玄関子機ごとの公式対応表を確認雨よけや交換跡隠しとは目的が異なる
門柱・ポスト一体型設備外構全体へ玄関子機を組み込む門柱の切り欠き、適合子機、配線経路を確認単独交換できない場合は外構業者へ相談する


雨よけカバー・装飾カバー・化粧パネル・目隠しプレート・角度調整台の違い

雨よけ、交換跡隠し、角度調整では選ぶ部材が異なります。

透明・黒・金属製は見た目だけで選ばない

透明な樹脂カバーは玄関子機の周囲を遮りにくい一方、夜間LEDや玄関灯が反射する可能性があります。黒など不透明なカバーは日差しを遮りやすい形状もありますが、側板が画角へ入り、来訪者の顔へ影を作る場合があります。

金属製カバーは外構と合わせやすく、適合玄関子機が指定された製品もあります。ただし、重さ、壁面工事、受注生産、玄関子機の組み込みが必要になる場合があり、樹脂製より雨に強いとは一律に判断できません。

「日よけカバー」という名称の商品も、雨よけと兼用のひさし型が中心です。正面から入る逆光や高温を必ず改善する部材ではないため、取り付け前後の映像で判断してください。

「レンズカバー」はレンズ部分の補修・保護部材、「室内用カバー」は室内親機の目隠し、「メクラカバー」は使わない開口部をふさぐ部材を指すことがあります。屋外の雨よけカバーと同じ商品として扱わないでください。

インターホンカバーを選ぶ前に確認する寸法

玄関子機の外寸が入るだけでは適合とはいえません。カバーの内寸、壁面の余白、カメラとボタンの開口、下側の排水空間まで測ります。


玄関子機とカバーを購入する前に測る幅・高さ・奥行・周囲の余白

玄関子機の外寸だけでなく、カバー内寸と機能周辺の余白を確認します。

※比較表は横にスクロールできます。

測る場所確認する理由よくある見落とし
玄関子機の幅・高さ・奥行カバー内部へ収まるか確認するため突起部や傾斜、壁からの出幅を含めていない
カバーの内寸・開口寸法玄関子機の周囲に必要な余白を確保するため商品全体の外寸だけで判断する
壁面へ接する部分外壁の段差、目地、タイル、既存ねじとの干渉を確認するため平面ではない壁へ両面テープだけで固定する
玄関子機周囲の余白カバーの枠と固定具を置けるか確認するため表札、ポスト、門扉、ドア枠との干渉
カメラ周辺左右・上下の画角を妨げないため正面から見て入るだけで判断する
呼出ボタン周辺指を入れて無理なく押せるか確認するため手袋や荷物を持った来訪者の操作を考えていない
下側の空間雨水や結露の排出を妨げないため接着剤やシーリング材で全周を密閉する

セット型番と玄関子機の型番が違うことがあります。室内親機や商品セットの型番ではなく、屋外に付いている玄関子機の側面・底面・取扱説明書で個別型番を確認してください。

カメラ・LED・音声・排水を妨げないか確認する

取り付け前に干渉を予測し、取り付け後は昼と夜の両方で映像・通話・録画を確認します。透明なら安全、不透明なら危険と単純には決められません。


カバーがカメラ画角・夜間LED・音声・排水を妨げる失敗例と安全な状態

設置後は昼夜の映像、双方向通話、録画、排水を確認します。

※比較表は横にスクロールできます。

確認箇所起こり得る問題設置後の確認方法
広角カメラ左右や上部へカバーの縁が映り、撮影範囲が狭くなる玄関前の左右端に立ち、室内モニターと録画で確認する
夜間LED透明面や明るい内面で光が反射し、白っぽい映像になる玄関灯を普段どおりにして、夜間に呼び出して顔を確認する
不透明な側板逆光を減らす場合がある一方、来訪者の顔を暗くすることがある晴天時と曇天時に、顔の明るさと背景を確認する
マイク来訪者の声を拾いにくくなる玄関側から通常の声量で話し、室内で聞き取れるか確認する
スピーカー室内からの声や玄関子機の確認音がこもる室内から応答し、玄関側で内容を聞き取れるか確認する
呼出ボタン押しにくい、指がカバーへ当たる複数の角度から無理なく押せるか確認する
下側・背面雨水や結露がたまり、乾きにくくなる雨のあとに水たまり、変色、浮き、ぐらつきがないか確認する
カバーで逆光や夜間映像が必ず改善するわけではありません。透明面の反射や側板の影で悪化する場合もあるため、購入前に返品条件を確認し、設置後は昼夜の呼出・録画テストを行ってください。

汎用カバーと型番指定カバーの違い

低価格と取り付けやすさを優先するなら汎用品、適合判断と外観を優先するなら型番指定品が候補です。ただし、型番指定品でも施工条件と適合末尾まで確認します。

※比較表は横にスクロールできます。

比較項目汎用カバー型番指定カバー
適合確認利用者が外寸・内寸・画角・音声を確認する適合表で玄関子機の個別型番を照合しやすい
価格比較的安い商品が多い装飾性や受注生産により高くなりやすい
材質樹脂・プラスチックなどアルミ・ステンレス・真鍮など
デザイン透明・黒・ブラウンなどの簡易なひさし型が中心外壁や表札に合わせた仕上げを選べる場合がある
取り付けねじ、両面テープ、接着剤など。固定用品が別売の場合がある壁固定や玄関子機の組み込みを伴う場合がある
工事の可能性子機を外さず外側へ固定できれば低いが、外壁加工は別子機の取り外し・配線・結線を伴う場合は業者依頼
映像・音声への影響現場での昼夜テストが特に重要適合品でも設置環境による確認は必要
賃貸での使いやすさ穴を開けない方法でも許可と原状回復の確認が必要壁固定や取り外しを伴いやすく、管理側の許可が必要
向いている人採寸、固定方法、設置後テストを自分で確認できる人対応型番が一致し、外観と適合の確認しやすさを重視する人
購入前の注意「汎用」「防水」という商品名だけで決めない似た型番、旧型番、末尾違いを同一視しない


汎用カバーと型番指定カバーの適合確認と工事条件の違い

型番指定品でも末尾記号と施工条件まで照合します。

具体的なインターホンカバー候補

ここでは、汎用の雨よけ1商品と、適合型番が公開された金属製1商品を条件付きで紹介します。価格・在庫・送料・納期・レビューは2026年8月16日の確認結果で、購入時には変わる場合があります。

ideamallクリアタイプは採寸とテストができる人向け

ideamallのクリアタイプは、玄関子機の周囲へ後付けする汎用の雨よけ候補です。商品コードは2B95FLVXYX、JANコードは4571622641804です。

販売画像では、外形の目安が幅21.5cm、高さ17.5cm、壁からの出幅10cm、開口の目安が幅19.5cm、高さ13.5cmと示されています。側面先端の高さは5cmです。玄関子機の外寸だけでなく、カメラとボタンが開口内に収まり、周囲に固定スペースを確保できるか確認してください。

※比較表は横にスクロールできます。

項目確認結果
商品・識別情報ideamall インターホンカバー レインカバー クリア/2B95FLVXYX/JAN 4571622641804
寸法販売画像上の目安:外形 幅21.5×高さ17.5×出幅10cm、開口 幅19.5×高さ13.5cm、側面先端高さ5cm
材質販売ページでは強化プラスチックと案内。樹脂の詳細規格は確認できませんでした。
固定方法販売ページでは、ねじ・接着剤・両面テープに対応すると案内
付属品カバー本体。ねじ、接着剤、両面テープは付属しません。
適合表玄関子機の型番別メーカー適合表は確認できませんでした。
価格・在庫楽天市場2,480円・在庫表示あり・送料無料。Yahoo!ショッピング2,540円・カート表示あり・送料無料。
口コミ楽天市場3件、評価4.67。Yahoo!ショッピング1件。少数のため傾向は断定できません。
主な注意完全防水を保証する商品として扱わず、透明面への夜間LED反射、音声、固定強度を設置後に確認します。

玄関子機を取り外さずに固定できる設置面があり、上記の採寸、設置許可、昼夜の映像・音声テストまで行える人の候補です。実際に子機の取り外しが必要になる場合、凹凸のある外壁へ両面テープだけで固定する場合、メーカー適合を重視する場合には向きません。

KAWAJUN GP-182-062-39は適合型番が一致する人向け

KAWAJUNのGP-182-062-39は、ブラストブラック仕上げの戸建て用インターホンカバーです。KAWAJUN公式に現行掲載があり、適合玄関子機が示されているため、汎用品より対象を絞って判断できます。

※比較表は横にスクロールできます。

項目確認結果
正式型番GP-182-062-39
適合玄関子機パナソニック VL-V572L-S、VL-VH573L-H、VL-V574L-N
材質・色アルミ+ステンレス/ブラストブラック
寸法幅132.5×高さ171×奥行70mm
色違いGP-182-014-39:ダークアンバー、GP-182-036-39:ブラストシルバー、GP-182-062-39:ブラストブラック
メーカー価格12,000円(税別)
納期KAWAJUN公式では受注生産、約4週間から
実売例Yahoo!ショッピング8,700円+東京都への送料2,500円、30日以内発送表示。楽天市場9,900円表示でしたが在庫なしのため購入可否は要確認。
口コミ確認したYahoo!ショッピング商品ページは0件。楽天市場も0件。
付属しないもの玄関子機は付属しません。カバーのみの購入です。
工事公式施工説明書では、壁へ4本の支柱を埋め込んでモルタル・セメント等で固定し、インターホンメーカーの施工説明書に従って玄関子機を取り付ける構造です。玄関子機の取り外しや配線・結線を含め、施工業者へ依頼してください。電気工事を伴う範囲は電気工事士が必要です。

パナソニックVL-X50AHFの付属玄関子機は、公式ページでVL-V574L-Nと確認できます。そのため、既設子機が実際にVL-V574L-Nで、KAWAJUNの施工条件も満たすなら、GP-182-062-39を候補にできます。

VL-V572L-S・VL-VH573L-H・VL-V574L-Nのいずれかと型番が完全一致し、受注生産の納期、送料、壁面工事と玄関子機の施工を手配できる人向けです。

WP-24A/B用カバーを探している場合

旧WP-DA対応品を、現行WP-DA/Bへ使えると判断しないでください。現行WP-24A/Bの付属玄関子機はアイホン公式仕様でWP-DA/Bです。

KAWAJUN GP-182-062-13の販売情報には旧WP-DAへの適合例がありますが、アイホンの2025-2027総合カタログでは、WP-DA/Bについて「順次検証予定」と記載されています。2026年8月16日の確認時点では、GP-182-062-13をWP-DA/B対応品として購入候補にしません。

汎用品を検討する場合も、寸法と画角だけで決めず、カバーメーカーまたはアイホンへWP-DA/Bでの使用可否を確認してください。

インターホンカバーの取り付けで失敗しやすいこと

失敗の多くは、外寸だけで購入することと、取り付け後の昼夜テストを省くことから起こります。購入前と設置後の確認を分けて行いましょう。

※比較表は横にスクロールできます。

失敗例起こり得る問題防ぎ方
外寸だけを見て購入する玄関子機が入らない、ボタンが押せない内寸、開口、奥行、周囲の余白を測る
カメラの撮影範囲を確認しないカバーの縁が映り込む取り付け前に仮当てし、左右・上下の映像を確認する
夜間映像を確認しないLED反射で顔が白くなる、映像が暗くなる暗くなってから呼出と録画を確認する
マイクやスピーカーをふさぐ通話が聞き取りにくくなる開口位置を確認し、玄関側と室内側の両方で通話する
排水部分をふさぐ雨水や結露が残りやすくなる下側の空間を確保し、本体全周を密閉しない
凹凸壁へ両面テープだけで固定する剥がれ、落下、外壁の損傷壁材と屋外用固定材の条件を確認し、必要なら施工業者へ依頼する
賃貸の外壁へ無断で貼る原状回復や設備変更のトラブル貸主または管理会社の許可を取る
マンション共用部へ穴を開ける管理規約違反、設備への影響管理組合・管理会社へ申請する
玄関子機を自己判断で外す配線損傷、連動機能の停止、感電事故取り外しや配線が必要なら業者へ依頼する
販売ページの「防水」だけで選ぶ想定外の雨や浸水まで防げると誤解する防水等級・設置条件・メーカー資料を確認する
型番の末尾を省略する旧型や別仕様のカバーを選ぶスラッシュ、色記号、末尾記号まで照合する
玄関子機の取り外し、壁内配線、用途不明線、結線、AC100V電源直結部の作業手順は本記事では案内しません。配線や結線を伴う場合は、施工業者または電気工事士へ相談してください。

賃貸・マンションでカバーを付けるときの注意

玄関の外側は、自室前でも自由に加工できるとは限りません。賃貸は貸主・管理会社、分譲マンションは管理規約・管理組合へ、穴あけ、接着、出幅、撮影範囲を確認します。


戸建て・賃貸・マンションでインターホンカバーを付ける前の確認先

玄関の外側は共用部分になる場合があるため、先に許可を確認します。

  • 外壁や玄関ドア外側が共用部分に該当しないか
  • ねじ穴、両面テープ、接着剤の跡が許可されるか
  • カバーの出幅が共用廊下や避難経路を妨げないか
  • 集合玄関機、オートロック、管理室通話、警報設備と連動していないか
  • カメラが隣室、通行人、共用部を必要以上に映さないか
  • 退去時の撤去と原状回復をどうするか

集合住宅設備と連動している場合は、居住者が玄関子機を取り外したり、市販カバーへ組み替えたりしないでください。

取り付け後に確認すること

設置できたら終わりではなく、固定、操作、昼夜の映像、双方向通話、録画、排水を確認します。最初の雨のあとにも再点検してください。

  • カバーがぐらつかず、浮きや剥がれがない
  • 呼出ボタンを無理なく押せる
  • 昼間の映像へカバーの縁が映り込まない
  • 夜間LEDが反射せず、来訪者の顔を確認できる
  • 来訪者の声を室内で聞き取れる
  • 室内からの声が玄関側で聞こえる
  • 呼出時の録画が正常に残る
  • 雨水や結露がカバー内へたまらない
  • 玄関扉、門扉、ポストの開閉を妨げない
  • 壁、ねじ、接着部分にひび、浮き、変色がない

カバーで解決できない場合

設置位置、逆光、照明、外壁の欠損、配線側からの浸水は、カバーだけでは解決できないことがあります。原因に合う補修・調整・交換へ切り替えましょう。

  • 玄関子機の高さや向きが来訪者に合っていない
  • 正面から強い逆光が入る
  • 夜間照明が不足している
  • カメラ角度が合わず、公式の角度調整台が必要
  • 壁の交換跡や穴がカバーより広い
  • 玄関子機が古く、映像や通話が劣化している
  • 雨水が外壁や配線側から入っている
  • 門柱・ポスト一体型で単独交換できない

夜間の見え方が主な悩みなら、まず照明・LED・設置位置を切り分けてください。

玄関子機の取り外しや交換が必要なら、自分で作業できる条件と工事費の範囲を先に確認しましょう。

インターホンカバーのよくある質問

屋外用インターホンにもカバーは必要ですか

必ず必要ではありません。メーカーの設置条件を満たす軒下なら不要な場合があり、直接雨や雪が当たる環境では補助的な雨よけを検討します。

防水仕様なら雨よけカバーは不要ですか

防水・防雨性能だけで一律には決められません。型番ごとの等級、施工条件、雨の当たり方を確認し、カバーを付ける場合も完全防水になるとは考えないでください。

透明と黒のカバーはどちらがよいですか

画角と夜間映像を実機で確認できる方を選びます。透明は視界を遮りにくい一方で反射、不透明は日差しを遮る一方で影や画角の狭まりに注意が必要です。

カバーを付けるとカメラの範囲が狭くなりますか

開口が狭いと撮影範囲が狭くなることがあります。正面だけでなく、玄関前の左右端に立って映像と録画を確認してください。

夜間LEDが透明カバーへ反射しませんか

設置角度や距離によって反射する可能性があります。暗くなってから呼び出し、白飛びや映り込みがないか確認します。

カバーで逆光を改善できますか

斜め上からの光を遮って改善する場合はありますが、保証はできません。正面逆光や強い明暗差は、設置位置、角度、玄関照明、機種の補正機能も見直してください。

両面テープだけで取り付けられますか

商品と壁材が対応し、十分な固定強度を確保できる場合に限ります。凹凸壁、粉の出る壁、雨の当たる面では剥がれるおそれがあり、賃貸では接着跡の許可も必要です。

賃貸住宅でも取り付けられますか

貸主または管理会社の許可を得られれば取り付けられる場合があります。穴あけだけでなく、強力テープや接着剤、共用部への出幅、原状回復も確認してください。

マンションでも自分で取り付けられますか

管理規約と連動設備を確認するまで取り付けないでください。玄関外側が共用部であったり、玄関子機がオートロック・管理室・警報設備と連動したりする場合があります。

交換跡はカバーで隠せますか

跡より大きい化粧パネルなら隠せる場合があります。穴、ひび、防水層の損傷がある場合は、見た目だけを覆わず外壁補修も相談してください。

パナソニックVL-X50AHFに合うカバーはありますか

付属玄関子機VL-V574L-Nには、KAWAJUN GP-182-062-39が適合候補です。実際の玄関子機型番、壁面、施工条件を確認してから選んでください。

アイホンWP-24A/BにGP-182-062-13を使えますか

現時点では対応品として勧めません。GP-182-062-13で示される旧WP-DAと、WP-24A/BのWP-DA/Bは別型番で、公式カタログではWP-DA/Bが検証予定とされています。

まとめ|必要性・型番・映像と音声を確認して選ぶ

インターホンカバーは、屋外用玄関子機へ必ず付けるものではありません。軒下でメーカーの設置条件を満たすなら、そのまま使える場合があります。

雨や雪が直接当たる場合は汎用の雨よけ、外観を整えたい場合は型番指定の装飾カバー、交換跡には化粧パネルというように、目的に合う種類を選びましょう。

  • カバーが必要な環境か確認する
  • セット型番ではなく玄関子機の個別型番を確認する
  • 外寸、内寸、壁面の余白を測る
  • カメラ、LED、マイク、スピーカー、ボタン、排水をふさがない
  • 賃貸・マンションでは取り付け許可を確認する
  • 配線や結線を伴う場合は業者へ依頼する
  • 取り付け後に昼夜の呼出・通話・録画・排水を確認する

汎用品は採寸とテストができる人、型番指定品は適合玄関子機が完全一致する人に向きます。どちらも完全防水や故障防止を保証するものではありません。

参考にした公式情報