インターホン交換費用はいくら?工事費込みの相場と依頼先別の違いを解説

インターホン交換費用はいくら?工事費込みの相場と依頼先別の違いを解説 インターホン

「インターホンを交換したいけれど、本体代以外にいくらかかるの?」

「家電量販店と電気工事店では、どちらへ頼めばよい?」

インターホンの交換費用は、商品価格だけでは決まりません。

同じ機種を取り付ける場合でも、既存配線をそのまま利用できる家と、配線や電源の工事が必要な家では総額が変わります。

特に注意したいのが、壁の中からAC100Vの電源線が直接つながっている電源直結式です。電源直結式の取り外しや取り付けには電気工事士の資格が必要で、無資格者が自己判断で作業することはできません。

この記事では、インターホン交換にかかる費用を「本体代」「基本工事費」「追加工事費」に分けて解説します。

家電量販店、地域の電気工事店、DIYの違いに加え、戸建て・賃貸・マンションで確認すべき点も整理します。

目次

インターホン交換費用の結論

交換費用の結論
  • 交換総額は、本体代・基本工事費・追加工事費の合計で決まる
  • 既存配線と設置場所をそのまま使える交換は費用を抑えやすい
  • 配線の新設、電源工事、設置場所の移動があると追加料金が発生しやすい
  • 電源直結式の取り外し・取り付けは電気工事士への依頼が必要
  • 賃貸やマンションでは、費用を調べる前に交換許可を確認する

インターホン交換に必要な金額は、次の式で考えると分かりやすくなります。

交換総額の考え方

本体価格+基本取付工事+追加配線・電源工事+取り外し・処分・設定費

家電量販店が表示する「4,400円」「5,500円」といった金額は、インターホン本体を含む総額ではなく、標準的な設置作業の料金であることが一般的です。

既存配線をそのまま使える単純な交換であれば、本体代に数千円程度の基本工事費を加えた金額で収まる可能性があります。

一方、配線の新設、電源コンセントの増設、コンクリート壁への穴あけ、親機の移設などが必要になると、追加料金が積み重なります。

工事費込みの総額目安

製品価格と公開されている基本工事料金をもとにすると、交換総額の大まかな考え方は次のとおりです。

交換内容総額の目安主な条件
シンプルなテレビドアホンへ交換約2万~4万円既存配線と設置位置を利用
録画・子機付きモデルへ交換約3万~7万円本体価格が高くなる
スマホ連携モデルへ交換約4万~9万円機種代に加え設定が必要な場合あり
配線新設や設置場所の移動要見積もり配線距離、壁材、電源工事で変動
マンションの連動設備管理会社・指定業者へ確認個人で交換できない場合あり

上記は、すべての住宅に当てはまる一律料金ではありません。

本体を購入する前に、既存設備の型番と電源方式を確認し、必要な作業を見積もってもらうことが重要です。

インターホン交換費用の内訳

インターホン交換費用の内訳

インターホン本体の価格

本体価格は、画面サイズや録画方式、スマホ連携の有無などによって変わります。

主な製品タイプは次のとおりです。

  • 音声通話のみのインターホン
  • カメラと室内モニターを備えたテレビドアホン
  • 留守中の訪問者を録画できるモデル
  • 持ち運べるワイヤレスモニター子機付きモデル
  • スマホ通知や外出先応答に対応したモデル
  • 玄関子機と親機の配線が不要な電池式モデル

単純に価格だけで選ぶと、録画が静止画のみだったり、親機を増設できなかったりする場合があります。

必要な機能を決めてから、商品価格と工事費の合計を比較しましょう。

基本工事費

基本工事には、一般的に次のような作業が含まれます。

  • 新しい室内親機の設置
  • 新しい玄関子機の設置
  • 既存の弱電配線への接続
  • 映像と通話の動作確認

ただし、既存機器の取り外しが基本料金に含まれるかは、依頼先によって異なります。

商品代、出張費、取り外し費、処分費が別になっていないか確認してください。

既存機器の取り外し費

古い親機や玄関子機の取り外しが、追加料金になる業者があります。

取り外した機器の処分まで行うか、利用者が自治体のルールに従って処分するかも依頼先によって異なります。

見積書では、次の項目を分けて確認しましょう。

  • 親機の取り外し
  • 玄関子機の取り外し
  • 既存機器の処分
  • 古い配線の処理
  • 壁面の穴や跡の補修

配線工事費

既存配線が断線している、長さが足りない、設置場所を変更する場合は、配線工事が必要です。

費用は、配線の長さと施工方法で変わります。

  • 壁の表面に配線する露出配線
  • 配線モールを使って見た目を整える施工
  • 壁や天井の内部へ通す隠ぺい配線
  • 屋外から室内へ線を引き込む工事

隠ぺい配線は建物構造によって施工できない場合があり、露出配線より高額になる傾向があります。

電源工事費

室内親機の電源方式は、主に次の3種類です。

  • 電源プラグ式
  • 電源直結式
  • 乾電池・充電式

電源プラグ式でも、親機の近くにコンセントがなければ、コンセントの新設や延長が必要になる場合があります。

電源直結式は、壁の中からAC100Vの電源線が親機へ直接接続されています。

電源直結式の取り外し・取り付けは、電気工事士へ依頼してください。

穴あけ・壁面加工費

新しい玄関子機の取付穴が既存機器と合わない場合は、穴あけやアンカーの施工が必要です。

木材、モルタル、タイル、コンクリートなど、壁材によって工事内容と費用が変わります。

古い玄関子機が壁や門柱へ埋め込まれている場合は、一般的な交換よりも工事が複雑になります。

スマホ連携モデルの設定費

スマホ連携モデルでは、本体設置後に次の設定が必要です。

  • 家庭用Wi-Fiへの接続
  • 専用アプリのインストール
  • 利用者アカウントの登録
  • 家族のスマホへの共有設定
  • 外出先接続の動作確認

設置工事にアプリ設定まで含まれるとは限りません。

設定に不安がある場合は、見積もり時にスマホとWi-Fiの設定を依頼できるか確認しましょう。

交換パターン別|費用が変わるポイント

交換パターン別|費用が変わるポイント

テレビドアホンからテレビドアホンへ交換する

現在もカメラ付きテレビドアホンを使用しており、既存の配線と設置位置を流用できる場合は、比較的シンプルな交換です。

ただし、次の条件によって追加工事が発生する場合があります。

  • 古い配線が断線・劣化している
  • 親機の電源方式が新しい機種と合わない
  • 玄関子機の取付穴やサイズが合わない
  • 警報器や電話機と連動している

音声インターホンからテレビドアホンへ交換する

音声のみのインターホンでも、玄関と室内を結ぶ2本の配線を利用できる場合があります。

既存配線を使えれば工事の負担を抑えられますが、室内親機の電源が必要です。

古い設備では、固定電話と連動していたり、特殊な配線方式が使われていたりすることがあります。

チャイムからテレビドアホンへ交換する

壁の高い位置にチャイム本体が設置されている場合、新しい室内親機まで配線を延長する必要があります。

親機の近くにコンセントがなければ、電源工事も必要です。

チャイムからの交換は、既存テレビドアホン同士の交換より費用が高くなる可能性があります。

工事不要のワイヤレスインターホンへ交換する

電池式の玄関子機と、専用無線で接続する室内親機を使えば、玄関と室内を結ぶ配線工事を避けられます。

ただし、工事不要モデルでも次の作業は残ります。

  • 玄関子機の壁への固定
  • 古いインターホンの取り外し
  • 残った配線の安全な処理
  • 親機の充電台やコンセントの確保
  • 玄関子機と親機の通信確認

また、電池交換、画面サイズ、録画方式、スマホ非対応などの制約があるため、工事費だけで決めないようにしましょう。

スマホ連携インターホンへ交換する

スマホ連携モデルでは、通常の設置条件に加えて、玄関や親機の設置場所までWi-Fiが安定して届く必要があります。

外出先対応を使いたい場合は、ルーターやインターネット回線の条件も確認してください。

親機や玄関子機を移動する

現在と異なる場所へ親機や玄関子機を移動すると、配線延長や壁面補修が必要です。

玄関子機の位置を変える場合は、訪問者の顔が映る高さや角度、雨や直射日光の影響も確認する必要があります。

インターホン交換はどこに頼む?

インターホン交換の依頼先別の違い
依頼先向いている人主な注意点
家電量販店本体購入と工事をまとめたい基本工事の範囲を確認
地域の電気工事店配線・電源工事が必要本体を用意できるか確認
住宅設備業者門柱や外壁工事も依頼したい簡単な交換では割高になる場合あり
業者比較サービス料金や口コミを比較したい追加料金と保証を確認
自分で交換プラグ式・電池式など条件を満たす電源直結式には触れない

家電量販店

家電量販店は、インターホン本体の購入と取付工事をまとめて依頼できる点がメリットです。

機種選び、工事日の調整、延長保証などを同じ窓口で相談できます。

一方、表示されている基本工事料金だけで施工できるとは限りません。

次の費用が別になっていないか確認してください。

  • 既存機器の取り外し
  • 出張料金
  • 配線や配線モール
  • 電源直結工事
  • 穴あけ
  • 古い機器の処分
  • スマホやWi-Fiの設定

地域の電気工事店

地域の電気工事店は、電源直結式や配線の新設、コンセントの増設を伴う交換に向いています。

家の配線状況を確認したうえで、現場に合わせた施工を相談しやすいことが特徴です。

ただし、インターホン本体を依頼者が用意するのか、工事店が用意するのかで見積もりが変わります。

住宅設備・リフォーム業者

門柱、外壁、玄関周りのリフォームと一緒に交換する場合は、住宅設備業者が候補になります。

インターホンだけでなく、門柱の加工、外構配線、防犯カメラ、宅配ボックスなどをまとめて相談できます。

インターホンだけの単純交換では、電気工事店より割高になる可能性があります。

業者比較・マッチングサービス

業者比較サービスでは、複数の工事店から料金や対応内容を比較できます。

価格だけで決めず、次の点も確認してください。

  • 電気工事士資格を持つ作業者が対応するか
  • 出張料金が含まれているか
  • 追加工事が発生する条件
  • 工事後の保証期間
  • 本体を自分で用意できるか
  • 古い機器の処分に対応するか

自分で交換する

条件を満たせば、インターホンを自分で交換できる場合があります。

ただし、資格が必要な作業と、資格なしでできる作業を明確に分ける必要があります。

家電量販店のインターホン工事料金

家電量販店の工事料金は、店舗、地域、購入商品、設置状況によって異なります。

2026年7月20日時点で、公式サイトに料金を掲載している例は次のとおりです。

依頼先公開されている料金例注意点
エディオン既存配線利用・ワイヤレス取付を含む設置5,500円電源工事は別途
エディオン露出配線15mまで5,500円延長は1mごと440円
ビックカメラ基本設置4,400円状況により追加料金
ビックカメラ既存機器の取り外し1台2,200円~処分は利用者側
ビックカメラドアホン配線10mごと1,320円~モールや穴あけは別料金
その他の量販店店舗・商品・地域により要確認公式料金がない場合は事前見積もり

ビックカメラでは、新規設置は事前見積もりが必要と案内されています。

また、地域によっては出張料金が発生し、電源工事、配線構成の変更、天井裏配線などは別途見積もりになります。

量販店の価格を見るときの注意

基本料金だけを総額だと思わず、本体代、取り外し、出張、追加配線、電源工事を含めて比較してください。

追加費用が発生しやすいケース

インターホン交換で追加費用が発生しやすいケース

既存配線を利用できない

古い配線が断線している、腐食している、必要な長さがない場合は、新しい配線が必要です。

見た目では判断できないため、既存機器の動作不良がある場合は、配線の点検も依頼しましょう。

電源直結式だった

親機に電源コードがなく、乾電池を交換したこともない場合は、壁の中から電源を取る電源直結式の可能性があります。

親機の裏側にはAC100Vが接続されているため、自己判断で取り外さないでください。

親機の近くにコンセントがない

電源プラグ式へ交換する場合でも、設置場所の近くにコンセントがなければ、延長や増設が必要です。

延長コードを常設する方法は、見た目や安全面で適さない場合があります。

チャイムからテレビドアホンへ変更する

既存チャイムが高い位置にある場合、見やすい高さまで配線を延長して親機を設置する必要があります。

室内親機の電源確保も必要になるため、追加費用が発生しやすい交換です。

親機や玄関子機を移動する

設置場所を変更すると、配線の延長に加え、古い取付跡の補修が必要になる場合があります。

玄関子機を移動する場合は、屋外配線の防水処理も重要です。

外壁がコンクリートやタイル

木材や一般的な外壁よりも、専用工具やアンカーが必要になる可能性があります。

タイルは割れるリスクがあるため、DIYではなく施工経験のある業者へ相談した方が安全です。

電話機や警報設備と連動している

古いインターホンには、固定電話、火災警報器、ガス警報器、電気錠などと連動する設備があります。

一般販売されている家庭用テレビドアホンへ交換すると、これまでの連動機能を利用できなくなる可能性があります。

門柱やサインポストへ埋め込まれている

玄関子機が門柱やポストへ埋め込まれている場合、一般的な壁付けよりも交換条件が複雑です。

取付寸法や対応プレート、配線経路を確認し、施工可能か見積もってもらいましょう。

インターホンは自分で交換できる?

自分で交換できる可能性があるケース

  • 既存親機が電源プラグ式
  • 乾電池式から乾電池式へ交換する
  • 既存の弱電配線をそのまま利用できる
  • 新しい機種が既存配線に対応している
  • 壁への固定と簡単な配線接続だけで済む

電源プラグ式では、親機のコードが家庭用コンセントへ接続されています。

電源を抜き、メーカーの取扱説明書どおりに作業できる場合は、自分で交換できる可能性があります。

業者へ依頼すべきケース

  • 電源直結式である
  • 壁の中のAC100V配線を扱う
  • コンセントを新設・移設する
  • 配線の新設や延長が必要
  • 配線方式を判別できない
  • 電話機や警報設備と連動している
  • 集合玄関機やオートロックと連動している
  • 玄関子機が門柱へ埋め込まれている
電源線には触れない

親機の裏へAC100Vの電源線が直接接続されている場合は、電気工事士へ依頼してください。ブレーカーを切っても、無資格で工事できるわけではありません。

住まい別|交換費用と依頼先の注意点

戸建ての場合

戸建てでは比較的自由に交換できますが、設置環境によって工事費が変わります。

見積もり前に確認したい項目は次のとおりです。

  • 玄関子機が玄関壁・門柱のどちらにあるか
  • 既存配線を利用できるか
  • 室内親機の電源方式
  • 親機と玄関子機の設置場所を変えるか
  • 外壁が木材・モルタル・タイル・コンクリートのどれか
  • 電話機、電気錠、警報器との連動があるか

賃貸の場合

賃貸住宅のインターホンは、貸主の設備として設置されていることが一般的です。

故障して交換する場合と、入居者の希望で録画・カメラ付きへ変更する場合では、費用負担が異なる可能性があります。

管理会社または大家へ、次の内容を確認してください。

  • 故障による交換か、機能向上のための交換か
  • 本体代と工事費を誰が負担するか
  • 入居者が業者を選んでよいか
  • 既存機器を取り外してよいか
  • 退去時に元へ戻す必要があるか
  • ねじ穴や壁面加工が認められるか

許可を得る前に、本体の購入や交換工事を進めないようにしてください。

マンションの場合

マンションでは、室内親機だけの故障に見えても、個人で自由に交換できない場合があります。

次の設備と連動している可能性があるためです。

  • 集合玄関機
  • オートロック
  • 管理室との通話
  • 住宅用火災警報設備
  • ガス警報器
  • 非常通報設備

集合インターホンシステムは、一般的な市販品と互換性がない場合があります。

個人で家電量販店へ依頼する前に、管理会社または管理組合へ連絡してください。

見積もりを依頼する前に準備するもの

現状を伝える情報が多いほど、見積もりと実際の請求額の差を減らしやすくなります。

見積もり前の確認リスト
  • 現在使用しているメーカーと型番
  • 室内親機の正面写真
  • 室内親機に電源コードがあるか
  • 玄関子機の正面写真
  • 玄関子機と周囲の壁を含めた写真
  • 親機と玄関子機の設置場所を変えるか
  • 戸建て・賃貸・マンションの区分
  • 集合玄関機やオートロックの有無
  • 電話機、警報器、電気錠との連動
  • 希望する録画・スマホ連携機能
  • 本体を自分で用意するか
  • 古い機器の処分を依頼するか

型番は、室内親機や玄関子機の正面・側面・底面に記載されていることがあります。

型番が分からなくても、親機と玄関子機の写真があれば、依頼先が交換条件を判断しやすくなります。

インターホン交換費用を抑える方法

本体を買う前に設置条件を確認する

安い本体を先に購入しても、自宅に取り付けられなければ返品や再購入が必要になります。

現在の型番、電源方式、配線、連動設備を確認してから商品を選びましょう。

既存配線を利用できる機種を選ぶ

現在の配線と設置位置をそのまま利用できれば、配線新設や壁面補修を避けやすくなります。

メーカーが異なっても交換できる場合がありますが、配線方式と機器の対応確認が必要です。

本体代と工事費を分けて比較する

「工事費込み」と表示されていても、含まれる作業範囲は販売店によって異なります。

次の形で比較すると総額を判断しやすくなります。

比較項目見積もりA見積もりB
本体価格確認確認
基本工事確認確認
取り外し確認確認
出張費確認確認
追加配線確認確認
電源工事確認確認
処分費確認確認
工事保証確認確認

※比較表はサンプルです。

複数の業者から見積もりを取る

配線新設や移設を伴う場合は、業者によって施工方法や料金が異なることがあります。

できるだけ同じ作業条件を伝えて比較しましょう。

安さだけでなく、工事保証、追加料金、資格、対応日時も確認してください。

工事不要モデルも検討する

配線工事が高額になる場合は、電池式ワイヤレスインターホンも候補です。

ただし、次の制約があります。

  • 玄関子機の電池交換が必要
  • 親機の充電が必要な場合がある
  • 壁や障害物で通信が不安定になる可能性がある
  • 録画が静止画のみの機種がある
  • スマホ連携に対応しない機種がある
  • 玄関子機や親機を増設できない場合がある

初期工事費だけでなく、長期的な使いやすさも含めて選びましょう。

インターホン交換でよくある失敗

基本工事費を総額だと思った

広告に記載された工事費だけで交換できると思い、取り外し、出張、配線などの追加料金が発生するケースです。

見積もりでは、作業内容と税込総額を確認しましょう。

本体を先に購入したが設置できなかった

電源方式が合わない、集合玄関機と連動している、取付寸法が合わないなどが原因です。

現在の型番と写真を確認してもらってから購入すると失敗を減らせます。

既存配線を利用できなかった

古い配線が断線していたり、特殊な配線方式だったりすると、当日に追加工事が必要になる場合があります。

既存インターホンが故障している場合は、機器だけでなく配線の不良も想定しましょう。

他店で購入した商品の工事を断られた

家電量販店や工事店によっては、自社で購入した商品だけを工事対象としている場合があります。

本体をネットで購入する前に、持ち込み品の取付可否を確認してください。

古い機器を処分してもらえなかった

取り外しには対応しても、処分は利用者が行うサービスがあります。

処分方法は自治体によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

スマホ設定が工事に含まれていなかった

本体は使える状態になっても、スマホ通知や外出先応答の設定が完了していないケースです。

Wi-Fi・アプリ設定まで必要な場合は、見積もり時に明確に伝えましょう。

マンションで個人交換できなかった

室内親機がオートロックや火災警報設備と連動しており、一般的なインターホンへ交換できないケースです。

マンションでは、購入や見積もりの前に管理会社へ相談してください。

よくある質問

インターホン交換の工事費はいくらですか?

既存配線を利用する基本的な設置では、家電量販店が4,400円や5,500円程度の基本料金を公開している例があります。ただし、本体代、取り外し、出張、配線、電源工事などが追加される場合があります。

本体と工事費込みではいくらになりますか?

シンプルなテレビドアホンへの交換では、総額約2万~4万円がひとつの目安です。録画、子機、スマホ連携などの機能や追加工事によっては、5万円以上になる場合があります。現地条件によって異なるため、購入前に見積もりを取りましょう。

家電量販店と電気工事店はどちらが安いですか?

既存配線を使う単純交換では、料金が公開されている家電量販店が比較しやすいでしょう。配線新設、電源工事、設置位置の移動が必要な場合は、地域の電気工事店の方が柔軟に対応できる可能性があります。

インターホン交換はどこに頼めばよいですか?

本体と基本工事をまとめたい場合は家電量販店、配線や電源が複雑な場合は電気工事店、門柱や外壁工事を伴う場合は住宅設備業者が候補です。マンションでは先に管理会社へ相談してください。

ヤマダデンキやエディオンでも交換できますか?

ドアホン工事を受け付けている店舗があります。エディオンは公式サイトで設置料金を公開しています。ヤマダデンキなど、料金を一律公開していない場合は、商品、地域、設置状況を伝えて店舗へ確認してください。

自分で交換すれば工事費はかかりませんか?

電源プラグ式や乾電池式など、条件を満たせば自分で交換できる場合があります。ただし、工具や固定部材、本体代は必要です。電源直結式、配線新設、コンセント工事は電気工事士へ依頼してください。

電源直結式とは何ですか?

電源コードをコンセントへ差し込まず、壁の中からAC100Vの電源線が親機へ直接接続されている方式です。取り外しと取り付けには電気工事士の資格が必要です。

賃貸の交換費用は誰が払いますか?

通常使用による故障なのか、入居者の希望による機能向上なのかで異なる可能性があります。入居者だけで判断せず、管理会社または大家へ故障状況と希望内容を伝えて確認してください。

マンションの室内親機だけ交換できますか?

集合玄関機、オートロック、管理室、警報設備などと連動している場合は、室内親機だけを市販品へ交換できない可能性があります。管理会社または管理組合へ確認してください。

故障した場合は修理と交換のどちらが安いですか?

故障部品、使用年数、修理部品の保有状況によって異なります。古い機種では修理部品がなく、交換になる場合があります。まず電源、電池、設定などを確認し、改善しなければメーカーや業者へ相談しましょう。

まとめ|本体価格だけでなく工事の総額で比較する

インターホン交換費用は、商品価格だけでなく、基本工事、取り外し、配線、電源、出張などを含めて判断する必要があります。

既存配線と設置場所をそのまま利用できる交換は、費用を抑えやすいです。

一方、配線の新設、親機の移動、コンセントの増設、コンクリート壁への施工などが必要になると、追加料金が発生します。

特に、親機へAC100Vが直接接続された電源直結式は、電気工事士への依頼が必要です。

交換前には、次の点を確認しましょう。

  • 現在のメーカーと型番
  • 親機の電源方式
  • 既存配線を利用できるか
  • 取り外しと処分が料金に含まれるか
  • 出張費や追加工事費があるか
  • 工事後の保証があるか
  • 賃貸・マンションで交換許可があるか

「基本工事が安いか」ではなく、「自宅で必要な作業をすべて含めた総額」で比較することが大切です。

自宅に合う交換方法を選びましょう

電源方式と既存配線を確認し、自分で交換できる条件を満たす場合はDIYも検討できます。配線や電源が分からない場合は、専門業者へ見積もりを依頼しましょう。